●メルロー100%●機山洋酒工業にて委託醸造●当ストア限定販売● 　つややかな、やや明るめのルビー。 　まず紅茶、干し草、森の土などの熟成感を思わすトップがあり、それからラズベリー、りんごを中心とする果実味が続きます。また、スミレやバラなどの甘やかなフラワリーさがあり、全体に明るく快活な印象を与え、そこにコーヒー系の樽香がさりげなく溶け込み、バランスが良いです。 　 　味わいはすっきりした酸、軽めのタンニンとボディで、重い飲みごたえに訴えるタイプではありません。しかし口中で香りが華やかで舌触りがクリスピー、一見軽いようでも意外に噛みごたえを感じ、全体には明るく快活な印象のワインとなっています。 　前VT(2019)と比べ、特に香りの豊かさという面でかなり上回っているように思われ、すでに飲み頃に入っています。そしていつもどおり、オリーブオイルを使ったシンプルな料理やバーベキュー、フライドチキンなどのよいお伴になりそうです。 　2020年といえば、コロナによる行動制限が皆さまの記憶に強く残っていると思いますが、広い畑で一人作業する分には何の影響もなく、まったくいつもどおりに仕事をしておりました。周囲もみんなそう。ですのであまりコロナの記憶はなく、むしろ梅雨期の雨量に苦労しました。毎日雨降りでずっと泥の中にいるようで、付近では山崩れも起こるなど、まことに大変で辛い梅雨でした。 　その後、いつもどおりの酷暑を経て、秋こそわりに安定していましたが、梅雨の多雨による病害もそれなりに発生して、収量もそこそこ減少となりました。 　収穫時には、正直なところあまり期待できない…と思っていた2020VT、意外な逆転を見せ、なかなかよい赤ワインになったと思います。どうぞお試しくださいませ！ 　 栽培：グルペットぶどう園 醸造：機山洋酒工業株式会社 製造本数：200本　 内容量：750ml　 アルコール分：11.5％　 収穫年月日：2020年9月22日 収穫時の樹齢：13年～12年 ブドウ樹の仕立て：垣根式　VSP（緑枝を垂直に伸ばして配置）　長梢剪定 畑の位置：山梨市牧丘町 西保下地区　標高650m　東南東向き斜面　

●甲州種100％ ●機山洋酒工業株式会社● ●新ヴィンテージとなりました！2021年産甲州ぶどうのスパークリングワインです● 機山洋酒が長年取り組んできた、伝統的なスパークリングワイン製法による本格派のスパークリングワインです。2022年秋にラベルがリニューアルされております。 弾ける泡のさわやかさと甲州らしいかすかな渋味、イースト香などを併せ持つ辛口。かなりはっきりとした黄金色をまとっていて、スパークリングらしい華やかな外観も魅力です。 このワインの原料ぶどうはずっと以前から、山梨市街を見下ろす斜面の段々畑で栽培されてきました。2014年より、グルペットぶどう園が畑の管理を引き継いでいます。 栽培：グルペットぶどう園　 醸造：機山洋酒工業株式会社　 内容量：750ml　 アルコール分：12％　 収穫年月日：2021年10月10日 収穫時の樹齢：30年ほど（定かでありません） ブドウ樹の仕立て：棚式　2本主枝自然形　長梢剪定　 畑の位置：山梨市江曽原地区　標高450m　南向き斜面　 この商品についてさらに詳しい情報は機山洋酒工業株式会社ホームページをご覧ください。 https://kizan.co.jp/

●ソービニョンブラン　97％ ●アルバリーニョ/プティ・マンサン計3％ ●旭洋酒有限会社 淡いレモンイエローの外観。青草、パッションフルーツ、白桃などの香。アタックでピチピチと弾ける酸に硬めの桃様の果実味が融合し、中盤からアフターにかけてのミネラルが繊細な旨味を長引かせます。 各種テリーヌ、白身魚のポワレ、ブイヤベースなどと。ミネラリーな酸の骨格があるので各種寿司ネタとのペアリングには目をみはるものがあります。 飲用適温10℃前後。無濾過生詰のため滓や酒石が沈殿します。 --（以上、醸造元の旭洋酒さんによるテイスティングコメントです）-- 2022年はほぼカラ梅雨でひどい猛暑となり、異例に早い梅雨明け宣言となったことが大きな特徴です。しかしこれはフェイクで（後日、例年どおりぐらいの梅雨明けに修正されました）、なんとなくうっとうしい天気が続く、蒸し暑い夏でした。初秋も比較的雨が多めで、全体としてはあんまり期待できない雰囲気の収穫シーズンでした。しかし意外や、ソービニョンブランを収穫すると果実の傷みも少なく、これまでの最高収量をわずかに更新し、品質もよい良年となりました。 収穫作業のサポートから始まり、ぶどうの魅力をボトルに閉じ込めるところまで丁寧に尽力してくださる旭洋酒さんの力作ワインです。おかげさまで人気となり、リピートしてくださる方も増えてきました。 ●ここ数年は収穫量が低め安定となってしまい、なかなか製造本数が伸びません。2022VTはいくらか挽回しましたが、醸造本数は相変わらず少なくて700本に足らず、2023年9月以降はワイナリーにも在庫はなく、流通在庫のみです。どうぞお早めにお試しくださいませ ●商品の写真には2019VTが混在しております。2022に読み替えてご覧くださいませ 栽培：グルペットぶどう園 醸造：旭洋酒有限会社 製造本数：682本　 内容量：720ml　 アルコール分：12％　 収穫年月日：2022年9月14日 収穫時の樹齢：17年〜7年 ブドウ樹の仕立て：垣根式　VSP（緑枝を垂直に伸ばして配置）　長梢剪定 および　棚式　一文字樹型　短梢剪定 畑の位置：山梨市牧丘町西保下地区　標高650m　東南東向き斜面　 および　山梨市牧丘町西保中地区　標高800m　南東向き斜面　 除梗せずホールバンチで圧搾 ステンレスバレルで約2週間醗酵 酸素との接触を極力避けつつ、約4か月間定期的に攪拌しながら滓とともに貯蔵 滓引きから約2か月後にノンフィルターで瓶詰め

●メルロー100%●機山洋酒工業にて委託醸造●当ストア限定販売● 　ややオレンジがかった明るめのルビー。 　ラズベリーを中心とする、明るく軽めの果実香が中心で甘やかさがありつつ、やや高めの酸、その後タンニンも感じられ辛口の印象が強いトップです。 　樽熟成に由来するオークの香りが全体を特徴づけますが、バニラやコーヒーといった明確さはなく、さりげなく樽香が溶け込むイメージ。前VT(2018)と同様、軽いようで意外に噛みごたえのあるボディを持ちます。一方、すっとしたグリーン感はいくぶん減っているようです。 　オリーブオイルを使ったシンプルな料理やバーベキューなどのよいお伴になりそうです。 2023年春より、ラベルデザインがマイナーチェンジされております。 　細部に違いはあれど、前VTの1年前の姿をそのまま再現したかのような雰囲気です。同じ畑・同じ醸造所ならではの安定感とも言えますが、比べれば微妙にタンニンが多め、酸も高めでいくぶんタイトな印象もありましたが、2023年春現在ではかなりこなれてきて飲み頃となっています。 2019年ヴィンテージは、梅雨の前半期の雨が少なく順調だったものの、後半は多雨で、長く厳しい梅雨となりました。遅くやってきた夏には、九州北部で豪雨災害、台風15号による千葉での暴風被害などが発生したものの、山梨では比較的おだやかに過ぎました。 　秋雨も少なめで9月後半はほぼ雨が降らず、ぶどうの成熟にはよい秋で、着色もなかなかよく、ワイン品質に期待できる年となりました。 　収穫の直後、猛烈な台風19号（千曲川水害）が襲来。全国的に豪雨災害が立て続いた年で、シーズン終了後もいったい今後はどうなるのか、との不安が残りました。 栽培：グルペットぶどう園 醸造：機山洋酒工業株式会社 製造本数：300本　 内容量：750ml　 アルコール分：11.5％　 収穫年月日：2019年9月24日 収穫時の樹齢：12年〜11年 ブドウ樹の仕立て：垣根式　VSP（緑枝を垂直に伸ばして配置）　長梢剪定 畑の位置：山梨市牧丘町 西保下地区　標高650m　東南東向き斜面　

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